7月27日(土)に24年度上期太平記ワークショップ(南北朝時代を楽しむ会主催)の第5回目を、都内の緑が丘文化会館とオンライン併用で行いました!
今回の発表はチーム「御所巻」。
『太平記』巻27の「師直将軍の屋形を打ち囲む事」「上杉畠山死罪の事」の範囲を担当して頂きました!
多くの武将を率いた師直が、直義の籠る尊氏邸を遂に包囲。直義側近の上杉重能と畠山直宗は配所で殺害。
観応の擾乱の序幕がいま始まります。
このころに起きた出来事を整備して、太平記が記さなかった点を確認。そこから太平記の意図的な編集を探るなどレベルの高い報告がありました!
また上杉・畠山の死亡時期についての疑問、作中の人物関係や現地の写真、さらに観応の擾乱や、擾乱の尊氏派・直義派について踏み込んだ考察もあり、より立体的な理解を得ることができました。
講師の谷口雄太先生(青山学院大学准教授)の補足・解説もありました。
次回は8月25日(日)14時〜@緑が丘文化会館&Zoomです!