南北朝時代を楽しむ会は、9月7日に都内の緑が丘文化会館とオンラインで太平記ワークショップ(WS)の上期最終の7回目を行いました!
参加者全員で、WSを通しての感想を共有する回でした。
上期は『太平記』の巻27という事で観応の擾乱に突入していく巻ではありますが、史記からの引用が多く見られたり、諸本によって章立てに違いがある点など、内容だけではなく巻27全体の特徴なども知る事ができました。
仲間同士でアドバイスや気づきを共有しながら、調べて報告するゼミ的形式の本ワークショップの意義を感じてくださる声もあり、ありがたい限りです。
最後に、谷口雄太(青山学院大学准教授)先生からの総括。インターネットを活用した一次史料の探し方レクチャーなどもあり、大変勉強になりました!
さて、2023年度までの巻5〜7の調査・発表から時が経ち、世情も変わりゆく太平記の世界。
下期は続きの巻28を読みます。11月16日より、25年3月までに上期のように全7回を予定。ご参加、お待ちしております!
8日にはWS参加者限定のまち歩き企画も実施し、神奈川県の中世史跡を堪能しました。下期も交流企画を構想します!