【イベントレポ】南北朝時代を楽しむ会 10月度勉強会を開催!

南北朝時代を楽しむ会の研究部は、10月25日に10月度勉強会をオンライン開催し、『南北朝遺文関東編』の224号文書から228号まで輪読しました!

☆224号文書...建武2年4月10日「後醍醐天皇綸旨」『下野皆川文書』
下野国長沼庄(栃木県真岡市旧二宮町)用水を下野国中村庄(栃木県真岡市)地頭の小栗重貞が違乱をしました。先例により全ての耕作ができようにし、小栗重貞の違乱をやめさせるようにしています。中村庄と長沼庄とでは、同じ真岡市でも15キロ近く離れています。小栗重貞がなぜ違乱を起こしたか不思議です。

☆225号文書...建武2年4月13日「越後国国宣」『斎藤実寿氏所蔵黒川文書』
長井福河斎藤実利法師(法名円心)が申すには、越後国奥山庄内の黒河条地頭職(新潟県胎内市)を和田彦四郎茂真が押領し濫妨をしています。そのため円心の沙汰通り茂真の濫妨を停止させ、円心に支配させるよう越後守護の新田義貞が命じています。

次回は11月29日(金)20時より、229号文書から読みます。皆さま奮ってご参加ください!
見学や入部希望の連絡は
nanbokuenjoy1392@gmail.com
まで