太平記ワークショップ(南北朝時代を楽しむ会主催)の下期5回目が、1月25日(土)に都内の緑が丘文化会館とZoomで開催されました!
今回発表のチーム名は「越智氏に翻弄されし者達」。
『太平記』の巻28「恵源禅閤南方合体の事、并持明院殿より院宣を成さるる事」「吉野殿へ恵源書状奏達の事」について発表!
足利直義こと恵源に出された光厳院からの院宣。太平記には光厳院からの院宣の文面がのっていますが、果たしてそれは本当にあったものなのか...?発表者の考察が面白かったです。
大和に落ちた直義は越智氏を頼り、遂に禁じ手とも言える南朝への投降を果たします。
発表では、光厳院の院宣に迫った考察や直義の投降を受け入れるか否か、南朝方の議論のあり方についての発表もあり興味深い内容でした。
当時発給された文書から史実に迫る視点などもありました。講師の谷口雄太先生(青山学院大学准教授)の解説もあり、学びを深める事ができました。
次回第6回は2月15日(土)14時〜、緑が丘文化会館&Zoom開催!
問い合わせ・見学希望は、
nanbokuenjoy1392@gmail.com
までご連絡下さい!

