【イベントレポ】『南北朝遺文関東編』1月度勉強会を開催しました!

南北朝時代を楽しむ会研究部の『南北朝遺文関東編』1月度勉強会が1月31日に開かれ、242号文書から読みました!

243号文書ー建武2年6月3日「陸奥国国宣」『陸奥相馬文書』北畠顕家が、相馬孫五郎重胤に対して陸奥国行方郡(福島県南相馬市・飯舘村)を渡すとの国宣をだしました。

245号文書ー建武2年6月10日「新田義貞寺務職補任状」『上野長楽寺文書』新田義貞が、鎌倉東栄寺の了禺上人に長楽寺の寺務職(住職)を補任する文書です。

246号文書ー建武2年6月19日「上野国国宣」『上野長楽寺文書』新田義貞が上野国大湖郡野中村地頭職を、長楽寺了禺上人に寄進することを示します。後醍醐天皇の綸旨もだされ、上野国国府も承認しています。ただし、この文書の証判をした。平・源・沙弥は何者かは現在も不詳。

250号文書ー「市河助房・同経助」『本間美術館所蔵市河文書』市河刑部大夫助房・市河左衛門十郎経助が、信濃国国司(清原真人。森さんからのご教示)が下向するにあたり馳せ参じたことを報告して、平顕直が証判をすえています!

次回は2月27日(木)20時~。252号文書から読みます☆ふるってご参加ください!