南北朝時代を楽しむ会は、2月15日に緑が丘文化会館とオンライン併用で、太平記ワークショップの24年度下期・第6回目を開催しました!
今回発表のチームは、その名も「才覚」。
『太平記』巻28「漢楚戦ひの事、付 吉野殿綸旨を成さるる事」について発表。
前回の続きで、南朝方は権力者だった足利直義の投降を受け入れるか否か、話し合いがされれます。北畠親房は『史記』の楚漢戦争の故事を以て直義の投降を受け入れる方針へと議論を動かします。
中国の秦末漢初、項羽と劉邦の覇権争いの中の鴻門の会や垓下の戦いなどなじみのある話も登場しました。発表では、太平記の中に史記が引用された背景や、史記にある話を太平記が独自に改変したとされる箇所がある事などが指摘され、大変興味深い内容でした!
終わりには講師の谷口雄太先生(青山学院大学准教授)の解説があり、より学びを深める事ができました。
次回は早くも最終回!
3月15日(土)14時〜約2時間@緑が丘文化会館&Zoom
となります。見学参加希望・問い合わせなどは、
nanbokuenjoy1392@gmail.com
までご連絡ください!
