南北朝時代を楽しむ会は、6月15日に緑が丘文化会館とZoomで太平記ワークショップ25年度上期第2回を開催!
今回発表のチーム名は「チーム青学」。
『太平記』巻29「吉野殿と恵源禅閤と合体の事」について発表!
足利直義こと恵源は、吉野殿(後村上天皇)との和睦を成立させ、畠山国清をはじめ、多くの武士たちが直義の元に集結し、八幡山に陣を構えた。一方、京都の足利義詮から急を知らされた将軍足利尊氏は備前国福岡から急遽上洛の途についた。
観応元年末からの足利尊氏・直義の軍勢催促状をもとに先行研究を分析し、畠山国清の立ち位置について、先行研究をもとにした和泉・河内両国の守護職からの考察が興味深い内容でした。
足利直義の軍勢催促状の文言から武士達への心理的影響を指摘し、特に伊予国の河野氏をモデルに観応3年までを俯瞰する先行研究の検証が面白かったです。講師の谷口雄太氏(青山学院大学准教授)の解説もあり、学びを深める事ができました
次回第3回は6月29日(日)14時〜、緑が丘文化会館&Zoom開催!
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